これからあなたが目指そうと思っているWebライターという仕事。
せっかくWebライティングのスキルを身につけても、数年で需要がなくなってスキルも使えなくなってしまっては、何だかもったいない気がしますよね。
私はWebライターですが、結論から申しますと、Webライティングのスキルは将来にわたって使えますし、需要もどんどん高まっていくと思っています。
Webライターの仕事は将来性が抜群!
Webライターという仕事をするからには、少なからずWebライティングのスキルが必要になってきます。
そしてWebライティングのスキルを身につけると、こんなことも出来るようになります。
- 自宅にいながらパソコン一つで収入が得られる
- 自分の考えをまとめて相手に話すことができるようになる
- 自分自身で情報を発信でき、Webサイトなどにたくさんの人を呼び込める
- 自分自身で何かの商品を売ることもできるようになる
- あなたの考えに共感してくれるファンができる
ざっと思いつくだけでも、これくらいありました。
Webライターという仕事でスキルを身につけると、「相手に情報を伝える」ということが得意になります。
なので情報を伝えることに価値がある仕事は、全般的にうまくできるようになっていくのです。
また、あなたはもしかすると、Webライターという仕事もAIに奪われてしまうのではないかと心配になっているかもしれません。
しかしWebライターの仕事というのはAIが奪えない類の仕事だと考えています。
Webライターの仕事は、究極的に言うと、文章を読んだ人に何かしらの行動をとってもらうという目的があるからです。
人の行動は感情によって左右されます。
現時点でAIには人の感情を読み取ることができません。
なので私はAIの発展に怯えてはおらず、Webライターという仕事に抜群の将来性を感じています。
今後もWebライターの需要が高まる3つの理由
そんな将来性たっぷりのWebライターという仕事ですが今後は更にWebライティングの需要が高まっていくとも思っています。
私が考えるその理由は以下の三つです。
- インターネットにおける集客ではWebライティングが必須だから
- AIが主流になるからこそ、読ませる文章が重宝されるから
- どんな形であれ、情報発信はなくならないから
順に詳しくお伝えしていきます。
1.インターネットにおける集客ではWebライティングが必須だから
インターネットで何かを検索して検索結果に出てくる記事。
記事は主に、個人や企業が、インターネット検索からの集客のために作成しています。
Webライティングのスキルを駆使して書かれた文章が、Googleなどの検索エンジンに評価されると、検索結果の上位に表示されることとなります。
そうすると、インターネット検索を通して多くの人が記事を読みに来ることとなり、結果として、その記事が掲載されているWebサイトに人を集めることができるのです。
Webサイトに集客する理由は、Webサイトの目的によって異なります。
ただ多くの場合は、自社のブランディングであったり、自分のWebサイトから収益を得ることが目的です。
記事が検索結果の上位に表示された時の経済効果は、計り知れません。
1記事が数十万円数百万円といった収益を生むことも、たまにあります。
ただしそんな記事も、元はといえばWebライターによって書かれた文章です。
このような集客効果をもたらす記事を書くためにも、Webライティングというのは必須になってきます。
2.AIが主流になるからこそ、読ませる文章が重宝されるから
すでに様々な分野でAIが活躍を始めていますが、この流れは今後も加速していくことでしょう。
ただし一方で「文章」においては、まだまだAIが踏み込めない領域だと感じています。
理由は先ほどもお伝えした通り、現時点でAIに人の感情を読み取ることはできないからです。
もちろん数年後にはAIによって書かれた文章が世の中に出回ることもあるかもしれません。
ただしそれは、なんだか「それっぽい」言葉がまとまっている程度の文章でしょう。
そのような文章では、人の心は動かせません。
文章を読んだ人に、何かしらの行動をとってもらうという目的を持つWebライティングにおいて、これは非常に致命的です。
情報が溢れている現代において、読者が思わず読み込み、感情が揺さぶられ、思わず行動してしまうような文章こそ、今後はより価値を持つ時代になっていくと考えています。
3.どんな形であれ、情報発信はなくならないから
今後もWebライターの需要が高まる理由の最後は、すごくシンプルなものです。
ヒトが文字を使って情報発信をはじめたのは、なんと5,000年も前のこと。
5,000年も前から、ヒトは誰かに何かを伝えようと、文字を使って情報発信をしてきました。
エジプトのヒエログリフや、中国の甲骨文字という存在について、学生時代にならったことを覚えているかもしれません。
今でこそインターネットが発達しているので、情報を伝える手段はWebが中心となっていますが、根底は同じだと私は考えています。
最近はYouTubeが大流行していますが、誰かに何かを伝えるという点においては、WebライティングもYouTubeも同じです。
このように、どんな形であれ、情報発信というのはなくなりません。
そして文字による情報発信は5,000年も前から続いていることですし、まだまだ無くなることはないと考えています。
映像も音声もなく、文字という限られた条件の中で情報を伝えられるWebライターこそ、情報発信においては最も有利な立場でいられるのです。
Webライターのような情報発信のプロは、今後どのように状況が変わったとしても、適切な情報発信ができます。
臨機応変に対応もできるので、Webライターの需要はますます高くなっていくことでしょう。
ここまでお伝えしてきた理由から、私は今後もWebライターの需要が高まっていくと感じています。
しかし逆に、AIに仕事を奪われかねないWebライターも存在すると考えています。
それは、すでにある情報を整理するだけのWebライターです。
AIに仕事を奪われないWebライターの3箇条
すでにある情報を整理するだけなら、AIにだって不可能ではないでしょう。
むしろ先ほどもお伝えしたとおり、それっぽい言葉の羅列であれば、そう遠くない未来にAIでも文章を書ける日が訪れるかもしれません。
そこで最後に、私が考える「AIに仕事を奪われないライターの条件」を紹介していきます。
1.自分の感情を乗せた文章を書く
すでにある情報をまとめて整理するという時代は、すでに終わりました。
世の中には情報があふれ、検索して解決しないことなど、ほとんどなくなりつつあります。
つまり、今からそのように、ただ情報をまとめて整理しても、そこに価値は生まれません。
そして、情報を集めて整理するだけであれば、AIにもできるようになるはずです。
私たち人間のWebライターだからこそ、世の中に提供できるもの。
それは感情を乗せた文章です。
情報を整理したうえで、自分はその情報に対してどう思ったのか?
そう思った根拠は何か?などを踏まえた記事を書けるWebライターになりましょう。
そのためにも、Webライターの手始めとして、無料ブログなどに日記を書くことは良い練習になります。
Webライティングの練習については、以下の記事で紹介しています。
Webライターを目指そうと思っているあなた。 Webライターとして収入を得るために、まずは勉強が必要だと感じていることでしょう。 私は試行錯誤してWebライターになったので、その経験をもとに、あなたが最短でWebライターになれる[…]
2.体験も織り交ぜたリアリティのある文章を書く
先ほどの「感情を乗せた文章」にも通ずるところはありますが、体験も人間にしかできないことです。
ただ情報を並べるだけなら、AIにも簡単にできることでしょう。
実際Googleなどの検索エンジンは、AIを使って、検索結果をユーザーの意図に沿ったものへ日々変更しています。
私たち人間にしかできない「体験」を通し、読者に対して、いかに価値を与えられるかが、AIに負けないWebライターで居続けるポイントです。
私は普段、検索エンジン対策を考えた文章も、人間の方を向いた文章も書いていますが、体験を織り交ぜた文章の方が反応が出やすい印象があります。やり手のセールスマンであり、ライターでもある知人も「経験でライティングの厚みが増す」と言っていますので、やはり体験を織り交ぜるのは効果的でしょう。
ぜひ、普段から体験を織り交ぜた文章を書くよう、意識してみてくださいね!
3.ブログを使って情報発信もする
ブログを使って情報発信をすると、少なからずファンがつきます。
もう少し具体的に、何が起こるのかというと、
- この人の文章だから読みたい
- この人が書いているから信用できる
というような感じになります。
では、なぜブログを使って情報発信をすると、ファンがつくのでしょうか?
それは、ブログで情報発信をすることで、Webライター(あなた)の人となりが見え、そこに少なからず共感できる部分があるからです。
もちろん、情報がわかりやすいとか、文章が読みやすいとか、ほかの理由もあるでしょう。
でも、情報のわかりやすさや文章の読みやすさなど、機能的な部分ってAIに置き換えられてしまいます。
なので、AIとの圧倒的な差別化を維持するためには、ブログを使って情報発信することで、さまざまな人の共感を集めましょう。
難しく考える必要はありません。
ただ、あなたらしく文章を書けば、きっと自然に共感が集まります。
「自分らしく文章を書く」というのが、実はこれまた少し難しいのですが、慣れでカバーできる部分です。
とりあえず今は、「あとで自分らしい文章が書けるようになろう!」くらいの心構えと、「余裕が出来たらブログも始めよう」くらいの認識があればOKです!
まとめ
今回は、Webライターの需要と将来性を、主にAIとの比較で説明してきました。
私個人の見解ですが、とりあえずWebライターという仕事は、まだまだAIに取って代わられることがないと考えています。
その理由は、「感情」や「体験」において、人間とAIには圧倒的な差があるからです。
ただ、未来のことは誰にも分りません。
AIが感情を持ち、体験できる世の中が来る可能性もゼロではないでしょう。(なんか映画にありそうな設定ですね!)
もしそうなったら、もう人間が仕事をしなくていい世の中になっているのでは?とも思います。
それはそれで、僕は大歓迎なので、いずれにしてもWebライターという仕事の将来性は明るいと思っています(笑)
次の記事では、私の妻がWebライターになって、人生がどのように変わっていったのかについてお話しています。
ぜひご覧ください。
こんにちは!ひかりと申します。 主婦として旦那さんをサポートしながら、Webライターとして家で収入を得る「奥様Webライター」をやってます。 今でこそ、家事や仕事、休日のデートなど、とても充実した日々を送って[…]