こんにちは、ひかりです。
お互い自分に甘く、無秩序に暮らしている私たち夫婦ですが、いくつか暗黙のルールがあります。
それは…
このルールが誕生したのは、今から半年くらいまえのことでしょうか…。
何気なくひょいっとパソコンをのぞいたら、嫌がられた
ある日の休日、自分のパソコンのモニターを見て、何やらカチカチしていた旦那さん。
私はお茶を持って行ったか何かで旦那さんに近づき、ついでに(何やってんのかなー?)と気になったので、モニターをひょいっとのぞいてみました。
すると「そうやってのぞき込まれるの、あんまり好きじゃない」と、極めて普通のトーンで言われたのです。
旦那さんは感情の起伏がとてもゆるやかで、怒ったり不機嫌になることはほとんどありません。
ただ何か嫌なことがあると、「もうちょっとこうしてくれると嬉しい」と、淡々と説明するタイプ。
今回もそのパターンで、(あ、嫌だったのね)とすぐに理解した私は、謝ってその場を離れました。
そして、「今後旦那さんが何してるか気になっても、モニターをのぞき込むのはやめよう」と決めたのです。
育った環境によって違う、プライバシーの範囲
この「モニターのぞき込み問題」には、生まれ育った環境の違いが関係しているのかな、と私は考えています。
旦那さんはひとりっ子で、子供の頃から自分だけの部屋を与えられ、1人遊びにも慣れていたようです(むしろ集団行動がとても苦手)。
大学入学と同時に1人暮らしをはじめ、大学卒業後地元に戻るも、すぐさま部屋を借りて1人で暮らしていました。
それに対して私は、2つ年上の姉と実家を出る25歳まで同じ部屋で過ごしました。
さらに、思春期も反抗期もお構いなしに、父親がノックなしで娘の部屋に入ってくるような家庭でした(笑)
誰にも邪魔されない環境が当たり前だった旦那さんにとって、自分が見ているものを無遠慮にのぞき込まれるのは、とても居心地の悪いものなのでしょう。
別にやましいことをしているわけじゃなくても、苦手意識を持つのは納得がいきます。
私も友人相手だったら決してモニターやスマホの画面をのぞいたりしないのに、旦那さん相手についつい気が緩んで、無意識のクセが出てしまったようです。
親しき中にも礼儀ありですね。
ごめんよ、旦那さん。
家族でも、「相手が嫌がることはしない」
よく、「自分がされて嫌なことは、相手にもしちゃいけません!」なんて、小学校の先生に言われたものですが、「嫌だな~」と思うポイントは人によって違います。
自分がされても構わないことが、相手にとっては嫌だったりします。
特に我が家の場合、旦那さんはわりと細かいことを気にするタイプ、私はおおざっぱなタイプなので、結構「嫌だな」のツボが違うのかもしれません。
なので、いくら家族だからといっても、「相手が嫌がることはしない」という気持ちは、最低限のマナーとして持っておきたいな~なんて思いました。
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