旦那さんの夏季休暇 ~9日間一緒にいてイライラしなかった話~

こんにちは、ひかりです。

9月末に、旦那さんが会社の夏季休暇を取りました。

なんと、今年の夏季休暇は9連休!

 

私は毎日夏休み(ちゃんと仕事もしてますよ!)でとくに用事もなく、いつも通り家にいます。

つまり、9日間べったり一緒、というわけです。

さすがにお互いイライラするかな?と思いましたが、特に喧嘩もなく平和な9日間を過ごしました。

 

以下は、そんなちょっと遅めの夏休みの記録です。

 

1〜4日目:旦那さん体調不良のため、家でおとなしく過ごす

なんと、夏季休暇が始まる数日前から、旦那さんが「胸膜炎」という肺の病気になってしまいました。

ちょっと体を動かしただけで胸に激痛が走るという、なんともやっかいな病気です。

咳やしゃっくりをする度に痛みで悶絶し、横たわることもできないので、数日はベッドに座ったまま就寝…。

 

普段は痛みに強く、ちょっと体調が悪くても平然としている旦那さんも、今回ばかりはかなりしんどそうでした。

痛みに弱い私が同じ病気にかかっていたら、きっと耐えられなかったことでしょう。

 

そんなわけで、夏季休暇の前半は自宅療養でした。

旦那さんは寝室でAmazon primeの映画鑑賞、私は別室で家事とちょっとだけ仕事と、普段の土日とあまり変わらず。

食事は一緒にとり、会話はその時にまとめてするような感じ。

会話と言っても、「痛い?」「うん痛い」くらいのものですが。

 

病気はかわいそうだけど、こんなに何日も何もしていない旦那さんを見るのは久々だったので、なぜかちょっとだけほっとしました。

 

5〜7日目:2泊3日の旅行に出かける

胸膜炎の症状がかなり落ち着いたので、かねてから計画していた小旅行に行くことに。

場所は、静岡県の伊豆白浜海岸。

目的は、「キレイな海を見ながら1日中ぼーっとすること」(笑)

 

本格的にぼーっとするため、家から小さいテントまで持ってきました。

テントの中で本を読んだり、誰もいない海を眺めたり、うたたねしたり、海がキレイすぎて我慢できずに泳いだり…。

2日間ほぼ「キレイだね」「うん、本当にキレイだね」という、とてもあたまのわるい会話しかしなかったような気がします。

 

最終日はちょこっと観光もして、帰りの電車で今回の旅について振り返り。

旦那さんは、「何もしないって最高!」ということに改めて気づいたそうです。

私は、普段仕事で酷使している目が、キレイな海で浄化されたような気がしました。

思えば、3日間もブルーライトを浴びなかったのって、何年ぶりだろうか…。

 

各々違った満足感を得て、幸せな小旅行でした。

下田名物のキンメダイ、美味しかったなぁ。

 

8、9日目:家でのんびり

最後の2日間は、特にすることもないので家でのんびりしました。

私は旅行の片付けとちょっとだけ仕事。

旦那さんはまたアマプラ三昧。

2人でお気に入りの海外ドラマ『ビッグバンセオリー』を見たりもしました。

とても面白いです。

 

お昼ごはんの後、めずらしく旦那さんが食器洗いをしてくれました。

しかもあの、洗うのがめんどくさいことで定評のある魚焼きグリルまで洗ってくれたではありませんか。

私は一生懸命お皿を洗う巨大な背中をぼーっと眺め、丁重にお礼を述べました。

 

夕方になると、旦那さんが「ダークモカチップフラペチーノが飲みたい」と騒ぎだしたので、近所のスタバへ。

店内が混んでいたので、公園に移動したのですが、蚊に刺されまくったので結局家でフラペチーノを飲みました。

 

夜寝る前に、このサイトの今後についての話をぽつぽつ。

連休最終日の夜になって、ようやく意味のある会話をしたような気がします(笑)

 

結局、9日間一緒にいてイライラしなかった

というわけで、ダラダラのんびり過ごしていたら、特に苛立つこともなかった、という話です。

 

休日は食事の時間が決まっていないので、旦那さんの「おなかすいたアラート」で食事を作り始めます。

こちらの仕事がノッているときに「おなかすいた~」と言われるとペースを乱されますが、別に腹も立ちません。

 

なぜイライラしないのか?

お互いに干渉、期待しすぎないから。

 

おそらく、これが最大の理由だと思います。

相手が何かしているとき、「何やってるの?」と話しかけることはあまりありません。

興味がないわけではないのですが、「なにか面白いことがあれば、向こうから報告してくるから別にいいか~」という感じです。

 

家事に関しても、基本的に私の役割だと思っているので、手伝ってほしいとは別に思いません。

結婚前、実家にいた頃は肩身が狭くて家族4人分の家事をやっていたので、それに比べたらめちゃくちゃ楽だからです。

 

さらに、旦那さんも「私が家事をやって当たり前」だと思っていないので、それがかなりはげみになっていると思います。

掃除も洗濯も料理も、呼吸をするように「ありがとー」と言ってくれます。

こちらも手伝ってくれるのが当たり前だと思っていないので、たまに手伝ってくれると「ありがとー」が自然に出る、という良い循環になっているのかもしれませんね。

 

せっかくの休日だもの、のんびりしましょ。

休日に夫婦で家にずっといると息が詰まる、という話をよく聞きますが、それはどちらかが相手のペースに合わせようと無理をしているからかもしれません。

無理して相手に合わせるんじゃなくて、お互い自分のペースで過ごして、やりたいことが一致したら一緒に楽しむ、というスタンスが1番ラクなのではないでしょうか。

 

普段1人きりで家で過ごしている奥さんからしたら、「かまってほしい!」と思うかもしれませんが、せっかくの休日。

旦那さんのペースを崩さない範囲で甘えてみるといいですね。

 


 

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