旦那さんに1日中好きなことだけやってもらってみた

こんにちは、ひかりです。

先日、ふとこんなことを思いました。

 

旦那さんって、1人きりの時間がなくて大丈夫なんだろうか?
平日の日中はいつも旦那さんが会社に行っているので、私は1人の時間がたっぷりあります。
でも、旦那さんには1人の時間があまりありません。
私は引きこもり在宅業&主婦なので、基本的に家にいます。
外出してもすぐに帰ってきてしまうので、丸1日家を空けることは、2~3カ月に1度あるかないか。
旦那さんはもともと1人っ子で、1人暮らし歴も長い。
ずーっと家に私がいたら、ひょっとしてストレスなんじゃなかろうか…?
そんな不安が頭をよぎったのです。

直接聞いてみた

「疑問に思ったことはすぐに聞く!」というのがモットーの私。
さっそく旦那さんに「たまの休日もずーっと私がいて息が詰まらない?」と聞いてみました。
すると、別に気にならないとのこと。
ストレスに感じていないのなら、別にいいか…と思いつつ、無意識レベルでストレスがたまっていないか心配。
なぜなら、私は放っておくと何時間でも1人でしゃべっていられる「おしゃべりマシーン」。
家に旦那さんがいると、嬉しくて話しかけまくってしまうからです。
そこで、とある実験を思いつきました。

私のことを一切気にせず、好きなように1日過ごしてもらう

「今日1日、私のことは一切気にせず、自分のやりたいことだけやってみて!」

土曜日の朝、旦那さんにそう言い放つと、あっさり承諾。

日頃から私が繰り出す、変なお願いや変な提案に慣れているせいか、飲み込みが早い。

 

朝食を終えると、旦那さんはさっそくパソコンの前へ。

どうやら、大好きなゲームをとことん楽しむつもりらしい。

頭にはヘッドフォンを装着し、本気で「好きなように過ごす」態勢に入ったもよう。

 

まじまじと観察すると集中できないかなと思い、その場を離れる私。

2時間後、そーっと様子を見にいくと、ひたすら真顔でコントローラーを動かしていました。

指と眼球以外は一切動かさず、ひたすら真顔。ちょっと怖い。

はたから見るとちっとも楽しくなさそうだけど、すごく楽しんでいるようです。

 


 

その後もひたすらゲームを続け、おなかがすいたらリビングにやって来て食事して、食事が終わるとまたパソコンの前へ。

最終的にゲームを終了したのは、なんと22時近くでした。

通算12時間以上、微動だにせずゲームをしていたことになります。

すごい集中力に感心するような呆れるような…。

 

ゲームのコントローラーを置き、ヘッドフォンを外した旦那さんは、

「ふー!楽しかったー!」

と、最高の笑顔で言い放ちました。

 

う、うん。よかったね。

 

「本当にやりたいことだけ」に没頭する時間の大切さ

1日12時間以上続けられるくらい大好きなゲームを、旦那さんはなぜ普段からやらないのか。

理由は簡単で、私がいるからです。

本人は私がいても気にならないと思っていますが、やはり無意識レベルで気を使っているのです。

 

大人になって家庭を持つと、自分だけの欲求にしたがって行動することがどんどん難しくなります(子供がいる場合は、特にそうですね)。

大人として、社会人として、夫として、守らなければいけないルールやマナーがたくさんあります。

人間、普段いろいろな誘惑から自分を律して生活している分、たまにはとことん好きなことに没頭する時間があってもいいよな~と、今回の実験で改めて気づかされました。

 

たぶん、「これをやらなきゃ!」「こうするべき!」ばかり考えて行動していると、自分が本当にしたいことは何なのか、そのうちわからなくなってしまうと思うんです。

それってとても不幸なことですよね。

 

心身ともに健康でいるために、これからは夫婦で「人生のガス抜き」を定期的に設けていこうと思う私なのでした。
 


 

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