こんにちは、ひかりです。
長年の2人暮らしで自然と出来上がった、我が家の暗黙のルール、2つめはこちらです。
事例① 夫に自分の話を聞き流され、妻が不満に思う
おしゃべりな私は、旦那さんが家にいるとつい何度も話しかけてしまいます。
対して旦那さんは、何か別のことをしているときに話しかけられると、内容があまり入ってこなくなるタイプ。
ある日、いつものように私がベラベラしゃべり出すと、パソコンで調べ物をしていた旦那さんは「うん…うん…」と、生返事。
悪気がないのはわかるけれど、話しかけてほしくないならそう言えばいいのに…と、不満に思った私は、旦那さんの隣に立ってこう告げました。
「今、なんか嫌な気持ちになった。」
そのまんまですね(笑)
すると、「えっ、何?どうしたの?」と反応が返ってきたので、「生返事されると嫌な気持ちになるから、話したくないタイミングならそう言ってほしい。」と要求。
旦那さんからも「何か集中しているときはなるべく話しかけないでほしい」という要求があったので、お互いの要求を飲んで解決、となりました。
事例② 妻がパソコンのモニターを勝手にのぞいてきて、夫が嫌がる
ある日、何かカタカタ作業をしている旦那さんのパソコンを私が何気なくのぞいたら、旦那さんが一言。
「そうやってのぞき込まれるの、あんまり好きじゃない。」
あまりにもシンプルな主張で、私は旦那さんがどんな気持ちになったのかを瞬時に悟りました(笑)
自分がヒマだと、無意識に旦那さんが何をしているのか気になってしまうクセがあるのに気付いた私は、それ以降は「これ見て―」と言われない限り、旦那さんのモニターを見ないようになりました。
※ちなみに、本件の詳細はこちらの記事で書いています(笑)↓
こんにちは、ひかりです。 お互い自分に甘く、無秩序に暮らしている私たち夫婦ですが、いくつか暗黙のルールがあります。 それは... 旦那さんが見ているパソコンのモニターをのぞき込んではいけない […]
ケンカにならないためには、「言い方」がとても重要
「何よその言い方!?」「その言い方はなんだ!」というセリフを皮切りに、夫婦ゲンカが始まることって、ありませんか?
上でお話しした事例でも、もし言い方が悪かったら、ケンカに発展していたかもしれません。
事例①の場合
「今、なんか嫌な気持ちになった。」
→「ねぇ、私の話聞いてんの?」
事例②の場合
「そうやってのぞき込まれるの、あんまり好きじゃない」
→「人のモニター勝手にのぞいてくるのって、非常識じゃない?」
う~ん、ピリピリした言い方で、今にもケンカが勃発しそうです。
人は、自分の思い通りにならなくてイラっとする出来事があると、つい原因を生んだ人に対して攻撃的なことを言いたくなってしまいます。
しかし、攻撃的なことを口走って、相手を傷つけたり怒らせたりしてしまっては、物事の平和的解決はできません。
口に出して言う前に一度冷静になって、言葉を選ぶことが大事ですね。
受け取る側の「心の余裕」も重要
不満がある側の「言い方」と同じくらい重要なのが、受け取る側の「心の余裕」。
もし旦那さんがぐったり疲れているときに、私の「嫌な気持ちになった。」という言葉を聞いたら、(おいおい、疲れてるんだから勘弁してくれよ…)と、うんざりしたかもしれません。
また、私が落ち込んでるときに、旦那さんの「そういうのあんまり好きじゃない。」という言葉を聞いたら、(あぁ、私ってなんて無神経なんだろう…)と、落ち込んでいたかもしれません。
受け取る側に心の余裕がないと、その場でサラっと不満を言われても、なかなか素直に納得できません。
なので、お互い相手が弱っているときには、極力優しく接するように心がけています。
遠慮はしない、気遣いはする!
私たち夫婦は長年友人だったということもあり、同居当初からあまりお互いに遠慮はしていませんでした。
でも、一緒にいる時間が増えるにつれ、価値観が合わないことや意見が食い違うことは出てきます。
そんなときは、「いかに相手を傷つけない言い方で、自分の気持ちを伝えるか」ということを意識します。
遠慮して言いたいことを言わないでいると、相手への不満がどんどん蓄積されていきます。
遠慮せず、相手を思いやる気持ちを持って話し合うことが重要なのです。
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