未経験からWebライターになるには?具体的な2つの方法と手順、必要なスキル

Webライターって、なんだか未経験じゃ難しそう。

自宅でも収入が得られるのは魅力だけど、私にできるのかな?

あなたは、そんな不安を抱いていませんか?

結論から言うと、未経験からWebライターになることは十分に可能です。(私も未経験から企業で働くWebライターになりました)

そこで今回は、未経験からWebライターになるための方法を紹介します。

Webライターの仕事内容

まずは、Webライターの仕事内容から。

全体像がわからないと、何をやっていくか不安なまま進めていくことになります。

Webライターという全体像を理解してから、実際にどうやってWebライターになるのかを見ていきましょう。

Webライターの仕事内容は、基本的には「文章を書く」ということに尽きます。

しかし、「文章を書く」という仕事を細かく分解すると・・・

  • Webサイトの記事として文章を書く(これがもっとも一般的だと思います)
  • Webサイトの記事として文章を書く前に、文章の構成を作る
  • 何かの商品を紹介する文章を書く
  • 何かの商品を紹介する前に、読者の感情を揺さぶって、商品が状態にするための文章を書く
  • などなど・・・

といった具合になります。

つまり、単純に「文章を書く」だけではなくて、目的に沿った文章を書くというのが、Webライターの仕事内容だということです。

実際に私も、以前はWebサイトに掲載する記事を執筆していましたし、記事の文章構成も作っていました。

今は商品を販売を促すメールや、商品を販売するページそのものも書いていますし、お客様対応のメールも書いています。

いろんな仕事をしていますが、私は一貫してWebライターです。

なので、これからWebライターを目指すあなたは、ぜひ「目的に沿った文章を書くのがWebライターの仕事」と覚えておいてください。

未経験からWebライターになる方法

極論、「私はWebライターです」と言えば、もうWebライターになれちゃいます(笑)

ただし現実的に考え、未経験から収入を得られるWebライターになる方法は、以下の2択でしょう。

  1. フリーランスのライターとしてクラウドソーシングで働く
  2. 企業でライターとして働く

それぞれ詳しく紹介していきます。

フリーランスのWebライターとしてクラウドソーシングで働く

これが最も現実的な選択肢です。

まずは、ランサーズクラウドワークスといった、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。

そして、フリーランスのライターとして、少しずつ実績を積んでいきます。

おそらく、最初は「本当に自分でもできるのかな?」という不安があると思います。

実際に報酬という形でお金が発生するので、その不安は大きいかもしれません。

なので最初は、報酬が安いお仕事にチャレンジするのが良いでしょう。

報酬が安いお仕事で自信をつけ、徐々に報酬の高い仕事を受注していくのが王道です。

「報酬が安い」という基準に関しては、1文字あたり0.3円(文字単価0.3円とも言います)以下であれば、安い部類です。
文字単価0.6円からは、それなりの質が求められるようになります。
文字単価1円以上は、何かしら得意なジャンルがあり、そのジャンルに関してある程度の経験が求められます。(例:ピアノ、魚釣り、ダイエットなど)

クラウドソーシングなどでは、仕事のことを「案件」と呼んでいますが、案件と発注者の質は、正直ピンキリです。

要するに「お互い様」な部分があります。

そのため、最初はとくに報酬が安い案件に取り組めば、精神的にもラクです。

文字単価が0.3円以下の場合、発注者も、高いクオリティを求めているわけではありません。

たまに文字単価が0.3円なのに高いクオリティを求めてくる人がいますが、そういう発注者と継続して仕事をしても、将来的に単価を上げてもらえる可能性はかなり低いでしょう。

ただし、単価が安いのにクオリティを求められる場合でも、あなたの書いた記事のどういった部分がマズかったのか?という納得できる理由が書かれていれば、Webライターとして腕を上げる練習にピッタリな発注者です。

とりあえずは、継続して、その発注者と仕事をすることをオススメします。

クラウドソーシングサイトでは、基本的に発注者が依頼を出している案件に、ライターが応募して記事を書く仕組みとなっています。

なので、自分が求める条件と、発注者が求める条件があまりにも合わない場合は、ほかの発注者を探しましょう。

企業でWebライターとして働く

これはつまり、Webライターとして就職するということです。

書類選考とか、面接を経て、企業でWebライターとして働きます。

就職というと身構えてしまうかもしれませんが、アルバイトなら比較的採用されやすいと思います。

「思います」というのは、私自身、Webライターとして企業で働くのは1社目なので、「思います」としか言えないのが実態です。

ただ、Webライターとして求人を出している企業は、あまり多くはありません。

なぜなら、「記事を書く」だけが目的なのであれば、先ほどお伝えしたクラウドソーシングを使えば、低単価で記事を書くことができるので、人を雇うメリットがあまりないからです。

なので、どうしても企業でWebライターとして働きたい場合は、求人サイトを頻繁にチェックするのがよろしいでしょう。

何を隠そう、私も普通に求人サイトから応募して就職しましたので、チャンスはゼロではありません。

私が就職するときに使ったのは、エン転職でしたが、Web系の転職に強いGreenというサイトもありますので、まずはGreenから探してみるのが良いと思います。

未経験からWebライターになる3つの手順

企業でWebライターとして働くには運やタイミングが必要なので、それらが必要ない「フリーランスのライターとしてクラウドソーシングで働く」という方法で未経験からWebライターになる手順を紹介します。

未経験からWebライターになるには、以下3つの手順に沿っていくと、徐々に稼げるライターになっていけます。

  1. 低単価でも仕事を受け、まずは練習する
  2. WebライティングやSEOを勉強し、文章技術を磨く
  3. 単価を上げ、文字単価1円以上で案件を受注する

1.低単価の仕事を受け、まずは練習する

何事も、まずは練習です。

いきなり1文字1円などの高単価に挑戦するのは、きっと気が引けるでしょう。

1文字0.3円くらいの低単価なら案件もたくさんありますし、なによりも報酬が安いため、精神的にもラクです。

まずは低単価の案件を選び、練習のつもりで取り組んでみましょう。

だからといって手を抜いては、文章のスキルが身につかないので、ある程度真剣に取り組んでくださいね。

(もちろん、検索して見つけたサイトにある文章をパクってはいけませんよ!著作権の侵害ですので!)

2.WebライティングやSEOを勉強し、文章技術を磨く

私の体験談をもとにお伝えしますが、30記事も書けば、なんとなく文章が書けるようになってきます。

そうしたら、WebライティングやSEOを勉強し、文章の技術を磨きましょう。

SEOとは?
Search Engine Optimizationの頭文字を取ったもので、検索エンジン最適化と訳されます。
SEO的な記事を作成することで、自分が所有するサイトに多くの訪問者を集められます。
クラウドソーシングに掲載されている記事作成の案件は、多くがこのSEO目的で発注されています。
より詳しく知りたい方はこちら→SEO(検索エンジン最適化)とは|SEO HACKS

正直、SEOは学びだしたらキリがないので、ほどほどにしてください。

「発注者から指定された言葉(キーワード)を、文章の中でうまい具合に散りばめる」くらいの認識でOKです。

一方でWebライティングは、積極的に学んでください。

Web上で見るのに適した文章の書き方があり、これができるようになると、一気にWebライティングがラクになります。

具体的には、最初に結論を書き、その結論を出した理由や根拠を書いていくというのが一般的です。

まずは、低単価の案件でWebライティングに慣れてからですが、より詳しく学びたい場合は、本や教材を手にして勉強するのがオススメです。

3.単価を上げ、文字単価1円以上で案件を受注する

Webライティングに慣れ、Web特有の記事の書き方やSEOの知識も身につければ、もう立派なWebライターです。

文字単価1円以上はもらえるクオリティの仕事ができるでしょう。

自分で仕事を選べるようにもなるはずですので、どんな案件なら自分は楽しく取り組めるか?を意識してみてください。

何か楽しく取り組める案件があれば、そのジャンルで専門性をつけていくと、より単価の高い仕事ができるようになります。

妻も、魚釣りの経験があることから、そのジャンルに特化した記事を1文字1円で請け負っていたことがあります。

楽しく記事が書けて、しかも1記事でまとまった収入になるので、楽しめるジャンルや得意なジャンルを見つけて、そこに特化していきましょう!

Webライターになるために必要な3つのスキル

Webライターになるために、特別な資格などは必要ありません。

しかし、Webライターとして円滑に仕事を進めるために、必要なスキルはあります。

それは、以下の3つ。

  1. 丁寧に作業するスキル
  2. 発注者の意図を汲み取るスキル
  3. 情報をまとめて整理するスキル

なぜこれらのスキルが必要なのか、詳しく見ていきます。

1.丁寧に作業するスキル

本音を言えば、発注者はWebライターが書いてくれた記事を、そのままWebサイトなどに掲載したいと考えています。

なので、誤字脱字は極力避けてほしいというのが、発注者が持っている考え方です。

あとは、文章に支離滅裂な場所がないか、などですね。

誤字脱字も、文章の整合性も、丁寧に作業すれば防げるものです。

丁寧に作業するスキルは、Webライターとして必要最低限のスキルであり、必須のスキルです。

気配りでどうにかなる部分でもあるので、ぜひ意識的に丁寧な作業を心がけてください。

2.発注者の意図を汲み取るスキル

発注者は、何かしらの意図をもって記事を発注しています。

「意図」というのは、たとえば「○○」と検索したときに、検索結果の最初の方に記事を表示させたいというようなものです。(先ほどお話ししたSEO的な話ですね。)

なので、「〇〇」というお題に対して、その言葉を検索した人が知りたいであろう内容を書いていきましょうということです。

基本的な考え方は上記のようなものでOKなはずですが、状況によってまた変わってきます。

「この発注者は何の目的で、発注しているのか?」

これを考えられるようになると、Webライティングの仕事が円滑に進められるようになります。

3.情報をまとめて整理するスキル

今、この世界に、検索してわからないことなど、ほとんどありません。

しかし、情報が断片的に散らばっており、必要な情報を得るために何度も検索するというのは、あなたも経験したことがあると思います。

Webライティングというのは、こうした「検索コスト」を下げる目的もあるのです。

つまり、検索という行動を行った人に対して、その人が欲するであろう情報をまとめて整理し、ひとつの記事として提示する。

これが一般的な記事作成における、Webライティングに求められるものです。

世界中に断片的に散らばった情報や知識をまとめ、整理できるスキルがあると、Webライティングが円滑に進められます。

高収入の稼げるWebライターになる3つの秘訣

高収入の稼げるWebライターになるための秘訣を挙げるとしたら、以下の3つになるでしょう。

  1. 人間の感情を学ぶ
  2. ブログでの情報発信をする
  3. メールマガジンを書く

1.人間の感情を学ぶ

稼げるWebライターほど、人間の感情を揺さぶるのが得意です。

とくに「コピーライター」や「セールスライター」という人たちは、人間の感情を上手に揺さぶり、文章のみで商品の購入などにつなげます。

人間の行動の原点は、理性よりも感情です。

何か行動したいと思ったとき、まず感情が働いて、理性でそれを正当化しようとします。

なので、感情を揺さぶることができれば、他人にこちらの意図した行動を取ってもらうことも可能です。

これは非常に特殊なスキルで、売る商品によっては何百万円、何千万円、ときには億単位のお金を動かせます。

こうしたスキルを身につければ、高収入の稼げるWebライターになれます。

そのためにもまずは、人間の感情を学ぶことからはじめましょう。

人間の感情を学ぶには、友達など、生身の人間と接して、自分とは違う考え方を取り入れることがオススメです。

2.ブログでの情報発信をする

クラウドソーシングでWebライターという仕事をしていると、自分が楽しいと思えるジャンルの案件に遭遇することがあります。

楽しいと思えるジャンルが見つかったら、そのジャンルに関するブログを自分で作り、そこで自ら情報発信をするというのも、高収入の稼げるWebライターになる秘訣です。

ブログをどう収入につなげるか?には、いくつか方法があります。

一般的なのは、アフィリエイトやGoogleアドセンスといった、「広告」です。

あなたのブログに広告を貼りつけ、その広告をクリックした人が商品を購入することで、3,000円~1万円ほどの報酬を得ることができます。

自分の書いた記事が、継続的に報酬を生み出してくれることもあるでしょう。

ゆくゆくは、記事を書かなくても一定の収入が得られるようになる場合もあるので、ブログでの情報発信にチャレンジするのもオススメです。

ブログでの情報発信は、クラウドソーシングでのWebライティングと並行してやっても良いでしょう。
ただし、最初は本当に収入にならないので、クラウドソーシングをメインに進めるのがオススメです。

3.メールマガジンを書く

メールマガジンは、ブログでの情報発信が出来てきた頃に始めると良いでしょう。

今はイメージがつかないかもしれませんが、ブログでメールマガジンの読者を集め、集まった読者に対してメールマガジンを発行していきます。

メールマガジンは、ブログでの情報発信とは違い、直接読者に話しかけるような文体が好まれます。

ブログは複数の人に向かって話すイメージで、メールマガジンは1人に語り掛けるイメージです。

少し具体的な話をすると、メールマガジンは読者のメールボックスという、比較的プライベートな空間で、こちらの主張を語り掛けることができます。

他にもいくつか要因はありますが、何かの商品を紹介する場合、ブログで紹介しているだけより売れやすいです。

これは高額な商品になるほど、より顕著な傾向として現れます。

なので私は、仕事でメールマガジンを書き、高単価な商品を読者に提案しています。

SNSが流行している今、メールマガジンを企業でも使っているというのは、メールマガジンが大きな収入を生むことの現れに他なりません。

高収入の稼げるWebライターになるためには、メールマガジンを書くこともオススメです。

Webライターの求人について

最後に、Webライターの求人を紹介します。

今はリモート(会社に勤めながら、実際の仕事はオフィスではなく別の場所で行なう)という働き方もあるので、自宅で仕事をしたい場合は、そのような働き方ができるかどうか?も加味して検討してみてください。

まとめ

Webライターは、未経験からでも収入が得られる仕事です。

仕事内容は、「目的に沿った文章を書くこと」で、まずはフリーランスのWebライターとして、クラウドソーシングサイトを使ってスキルを磨いていきましょう。

仕事は、丁寧な作業を心がけてください。

徐々にステップアップすることで、今は未経験でも、数年で稼げるWebライターになれます。

私や妻の例で言えば、約2年ほどで、生活ができるレベルのWebライターになれました。

もともとWebライティング的なスキルは何もなかった私たちですので、今からでもWebライターになることは十分に可能ですよ!

最初は単価も安いですが、自宅に居ながら収入を得られるよう、諦めずにスキルを磨いていきましょう!

 

クラウドソーシングの登録方法、仕事受注方法は、こちらの記事で詳しく説明しています。

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