Webライターを目指そうと思っているあなた。
Webライターとして収入を得るために、まずは勉強が必要だと感じていることでしょう。
私は試行錯誤してWebライターになったので、その経験をもとに、あなたが最短でWebライターになれるような勉強方法をお伝えします。
独学でWebライターになる勉強手順4ステップ
Webライターとして収入を得る以上、ある程度の「誰が読んでも意味の分かる文章」を書く必要があります。
あなたの書いた記事が「誰が読んでも意味の分かる文章」で書かれていなければ、あなたにWebライティングの仕事を依頼した人が、あなたの書いた記事を受け取ってくれない可能性もあるからです。
「この記事は結局、何を言いたいの?」という状態の記事では、記事の書き直しも発生することでしょう。
なので、まずは最低限、独学でも「誰が読んでも意味の分かる文章」が書けるようになるための勉強方法をお伝えしていきます。
1.無料ブログで日記を書く
もっと勉強らしい勉強を想像したでしょうか?
しかし私は、無料ブログを使って「Web上で文章を書く」という経験をしておくことが、今後のWebライター人生においても重要だと考えています。
ここで前提の話となりますが、Webライターとして書いた記事は、どこに掲載されるのかを考えてみてください。
そうです、Web上のブログやホームページに掲載されるのです。(Web上で読める文章を書くから、“Web”ライティングだということですね。)
なので、自分が「Web上で文章を書く」という経験をしておくことで、Webライティング特有の書き方というものがわかります。
具体的には、この記事のように・・・
- 記事タイトル
- 見出し
- 本文
といった要素があるというのも、無料ブログで日記を書けば、体験レベルで分かってきます。
Webライティングにおいては、「知識として知っている」よりも、「体験したから知っている」ということが重要です。
体験レベルの知識は、実際にお金をいただき、Webライターとして仕事をするときにも生きてくるスキルとなります。
なので、まずは1カ月、無料ブログで日記を書くことがオススメです。
お題は、1日の中で学んだことや発見したこと。
それを、あなたの友人に伝える感じで書いてみてください。(これならできそうですよね^^)
これが、まずあなたに取り組んでいただきたいWebライティングの勉強法です。
2.特定のジャンルでコラムを書く
無料ブログで日記を書くことに慣れてきたら、特定のジャンルに絞ってコラムを書いてみましょう。
ダイエットでも、スキンケアに関することでも、あなたの興味があることであれば、なんでも構いません。
こちらも日記の延長線上のような形で、友人に
- 私はこれを愛用しているよ
- こういう美容法を実践しているよ
- こんなところに気を使って食事をしているよ
などを語りかけるように書いてみてください!
「ちゃんとした文章を書かなきゃ」と硬くならずに、ざっくばらんな感じで書くのがオススメです^^
コラムとは?
一言でいうと、「ちょっとした評論文」のことです。
特定のことに対して、自分なりの意見を書くような文章のことを指します。
評論文なので、自分の意見に対し、読む人に納得してもらえるような理由づけが必要な文章となります。
3.本や教材を使ってWebライティングのスキルをつける
「1.無料ブログで日記を書く」「2.特定のジャンルでコラムを書く」で、記事を書くことに慣れてきたら、よりWebライティングらしい書き方ができるようなスキルをつけていきましょう。
いよいよ、勉強らしい勉強ですね!
さて、あなたは、学校で作文などの文章を書くとき、「起承転結(きしょうてんけつ)を意識しましょう!」と習ってはいませんか?
私もこのように習っていたので、Webで文章を書く時も、はじめは起承転結を意識していました。
でもWeb上の文章って、一般的には起承転結の形で書かれていないんです。
起承転結を使うのは、物語テイストの文章を書く時だけ。
情報を発信することがメインのWebライティングにおいては、起承転結ではなく、いかに素早く読者へ結論を提示するかが重要です。
Web上の文章は、具体的に・・・
- この記事の結論(学べること、解決できること)
- その理由
で構成されていることが多くなっています。
Web上で情報を発信するという目的においては、この形が読者にとって受け入れやすいからです。
このようなWebライティングのスキルを身につけるために、本や教材を使ってWebライティングの勉強をし、スキルを身につけていきましょうね。
Webライターとしてのワンポイントアドバイス
本や教材を使ってWebライティングを使っても、なかなか文章が上達しない・・・そんな時は、主語と述語に関する箇所を何度も読み返しましょう。
Webライティングは正直なところ、1文に主語があって、その主語に対応する述語が明確であれば、とりあえず読める文章になります。
主語:その文章の「何」「誰」に該当する言葉
述語:主語の動作・作用・性質などを示す言葉
4.クラウドソーシングサービスで低単価の仕事を受注する
1カ月ほど無料ブログを使って「Web上で文章を書く」という経験をし、本や教材も活用してWebライティングのスキルを少し身につけたら、実際に仕事を受けていきましょう。
無料ブログで日記を書き続けても、お金になることは、ほぼありません。
あなたがWebライターを目指した理由は、Webライティングで収入を得ようと思ったからですよね?
なので、少しばかりの知識を身につけたら、さっそくWebライターとして仕事をはじめてみてください。
収入を得ることを、恐れてはいけません。
・・・とはいえ、1カ月前に始めたことでお金をもらうなんて、少し気が引けてしまう人もいるかもしれません。(何を隠そう、私もこのタイプですので ^^; )
そこでオススメなのは、クラウドソーシングサービスで低単価の仕事(1文字0.3円程度)を受注するということです。
クラウドソーシングサービスとは?
Webライターなどのスキルを持つ人が、企業や個人から仕事を受けられるサービスのこと。
また、企業が個人が、Webライターなど特定の知識やスキルに精通した人に、仕事を依頼できるサービスのこと。
クラウドソーシングサービスで依頼が出ている低単価の仕事は、一般的に、発注者も高いクオリティを求めているわけではありません。
得られる収入は多くありませんが、気軽に取り組めるという点で、勉強には最適です。
その勉強を通じて、またクラウドソーシングサービスで培った経験をもとに、ゆくゆくは高単価の仕事(1文字1円以上)を受けられるようになりますよ^^
また私の経験上、Webライターは仕事をこなすほど、つまり文章を書けば書くほど、文章が上手くなっていきます。
Webライティングの勉強という意味でも、早い段階で仕事として収入を得ることがオススメです。
とりあえず独学でWebライターになって稼ぎたい人にオススメの本と教材
Webライティングに関する本を探すと、コピーライティングとか、そういう言葉も目に留まりますが、コピーライティングは高度なWebライティングの部類です。
Webライターになるためにまず必要なのは、Web記事特有の書き方や、そもそもの文章の書き方を学ぶこと。
そのために必要なことが学べる本と教材を、ここで紹介します。
何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術|山口拓朗
コピーライターとしての執筆や、現在は講演・書籍の執筆活動も行っている山口拓朗さんが執筆した、文章が書きやすくなる本です。
なぜか今は手元にありませんが、私がWebライティングを学び始めた初期に手にした本でもあります。
Webライティングで重要になってくる「情報の整理方法」をはじめとして、文章を書くために必要な要素やテクニックが学べる本です。
この本に関する口コミ
文章が書けない理由が分かりやすく解説されており、書けるようになるための方法が体系立てて掲載されているため、とても理解しやすいです。
会社やブログなど、どのような文章が好まれるか学ぶことができました。
何を書けばよいか、どうやって書けばよいか、悩んでいましたが、どうすればよいか、すっきりわかりました。
型に当てはめて書ける所が凄くいいと思います。気になる方は、試してみる価値はあると思います。
ネタの作り方から文章の構成の仕方まで、文章を書く人が知りたいことが広く深く体系立てて書かれています。
とんでもなくわかりやすいです!
文才ゼロから始めるWeb記事執筆術|ねこヨーグルト
Webライター兼アフィリエイターとして活躍中の「ねこヨーグルト」さんによる、Web記事執筆に特化した教材です。
私と妻が、本格的に稼げるWebライターになったきっかけの教材でもあるので、心からオススメできる教材となっています。
700ページ超という圧倒的なボリュームは、徹底的にわかりやすさを追求した結果の賜物。
Web記事に特化した書き方が、具体的に、かつわかりやすく書かれているからこそ、未経験の私たちでも夫婦揃ってWebライターになれました。
(私は現在、企業に所属するWebライターであり、妻は在宅で収入を得ているWebライターです。)
最短の時間でWebライターになりたい場合は、こちらの教材を手にすることを強くオススメします。
まずは、上記の本か教材、どちらかを手に入れれば、Webライティングをひととおり勉強できるはずです。
今はまだ必要ない可能性も高いですが、さらにステップアップするために、分野別にオススメの本を以下のページにまとめています。
まとめ
Webライターとしてスキルを身につけたいなら、まずはWeb上で文章を書くことに慣れましょう。
そしてWebライティングのスキルを身につけ、実際にお金をいただいて文章を書いていくことがオススメです。
慣れ、学び、そして書く、ひたすら書く。
これが独学でWebライターになるための、最短の勉強方法です!
あとは、あなたが得意なジャンルを見つけつつ、そのジャンルとWebライティングの勉強を並行していきましょう。
そして、やはり書き続けることで、さらにあなたのWebライティングのスキルは磨かれ、ライティング料の高い仕事がもらえるようになりますよ!
次の記事は、当サイトのおすすめ教材『文才ゼロから始めるWeb記事執筆術』を、私の妻が実践した体験記です。
教材に興味があるのなら、必見です!
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