お世話になっているクラウドソーシングサービス『ランサーズ』が、今日で11周年を迎えるらしいです。
私はまだ『ランサーズ』を利用し始めて3カ月ちょっとのヒヨッ子ですが、そんなに長い歴史があったんですね~。
いつものようにランサーのマイページをチェックしたら、こんなページができていたので読んでみることに。
記事中には、利用者へのお願いとして、「配慮あるコミュニケーションを」という記載が。
クラウドソーシングを始めて3カ月、「顔の見えない相手とのコミュニケーションって難しいな~」とつくづく思います。
『ランサーズ』ではビデオチャットを使うこともできますが、クライアントとのやりとりは基本的にメッセージ機能を使います。
電話や対面と違って、表情や声のトーンがわからないから、相手がどんな気持ちで文章を綴っているのかわかりません。
文章を書くことに慣れていない方も多く、何度かやりとりしないと依頼内容が理解できない場合もけっこうあります。
私がクライアントとランサーのコミュニケーションに必要だと思うもの
3カ月という短い期間ではあるものの、私が『ランサーズ』で色々な方とやり取りをするなかで、「これは必要だな~」と思ったものが3つあります。
その1.まずは名乗る
初めてのメッセージでも、会社名や名前を言わずにいきなり本題(仕事の相談や依頼)に入る方がすごく多いです。
例)「こんにちは!○○の仕事、いかがでしょうか?」
私は元来、マナーなどの難しいことはあまり気にしないタイプですが、さすがに「おや?大丈夫?」と思ってしまいます。
これはランサーが募集中の仕事に提案する場合にも言えることです。
まず【自分が何者か】ということをハッキリさせることが、信頼関係づくりの第一歩なのではないでしょうか。
その2.話の途中でいなくならない
とある企業の方から仕事の相談をいただき、詳細をビデオチャットで話すことになった時。
ビデオチャットの日程を調整していたら、いきなりプツリと連絡が途絶えました。
よくあることなのかもしれませんが、これってオフラインに置き換えたら、恐ろしい話ですよね。
話の途中でいきなり相手が離席して、そのまま帰ってこないみたいな(笑)
長々とやりとりする必要はありませんが、せめて決着がついていない話は放り出さないでやりとりしたいものです。
その3.「相手の時間を奪っていないか」という視点
これは私自身が、常々気を付けないといけないなと思っていることです。
余計なことをダラダラとメッセージに書いてしまうと、読む相手の負担になる。
かといって端折りすぎると、「それはこういうことですか?」と確認が来て、やりとりが増える。
【わかりやすく簡潔に、それでいて誤解を生まない文章】って、すごく難しいんですよね。
ただ、以下のような最低限のポイントさえ押さえておけば、最悪の事態は避けられると思っています。
- 最初の1行に「これがどんな内容のメッセージか」を明記する
- 伝えたいことが複数ある場合は箇条書きにする
- 相手がわからない可能性の高い単語は使わない(専門的、読みにくい漢字など)
これはブログ記事を書く際にも重要なポイントですが、クライアントとのやり取りにも活用できますね。
コミュニケーションの問題は、「オフラインに置き換える」で解決できるのかも?
メッセージでのやりとりで誤解や摩擦が生じるのは、やはり相手の顔が見えていないことが1番の原因ではないでしょうか。
実際に相手を目の前にしていないから、ついつい対応が適当になったり、わかりやすく順序だてて説明する手間を省いてしまいがち。
なので、「常に相手が目の前にいると思ってやりとりする」というのが、ネット上で仕事のやりとりをする人間に必要な心構えなのではないでしょうか。
ありきたりな結論なのかもしれませんが、ポイントは「実際には目の前にいない相手を、生身の人間としてどこまでリアルに想像できるか」というところ。
一度も会ったことがない相手と信頼関係を結ぶのは、簡単なことではありません。
日々のやりとりに気を付けて、少しずつ信頼を積み上げていきたいものです。