Webライターといえど、SEOの知識をつけておくに越したことはありません。
SEOを理解すれば、Webライターとしての収入を上げることができます。
そこで今回は、初心者Webライターが学んでおくべき基本のSEOを5つ紹介します。
SEOという言葉自体が横文字なので難しそうに感じるかもしれませんが、できるだけ簡単な言葉で解説していきますね^^
SEOにおける重要な考え方「キーワード」
キーワードとは要するに「この記事はこんな内容について書いていますよ」ということを、端的に示す言葉です。
たとえば、今あなたが見ているこの記事は、「初心者Webライターに知っておいてほしいSEO」について書いています。
ただ、これでは端的ではないので、「Webライター SEO」という、この記事で最も伝えたい重要な部分だけを残しています。
なぜこんなことをするのかといえば、記事を書く目的が、多くの場合に検索エンジンでの上位表示および集客を狙っているからです。
キーワードを使って「この記事はこんなことを書いていますよ!」と検索エンジンに伝えることで、そのキーワードで検索したときに、検索結果の上位に表示される可能性が高まります。
そのため、記事には「キーワード」を含めていく必要があるんですね〜。
これがSEOにおける「キーワード」の基本的な考え方です。
そしてこの「キーワード」は、記事の発注者によって表現がまちまちな場合があります。
素直に「キーワード」と表現する人もいれば、「お題」と表現する人もいます。
何かしらの端的な言葉が示されている場合は、その言葉を「キーワード」だと考えて問題ないでしょう。
SEOって検索エンジンのことだけ考えていればいいの?
結論から言うと「ダメ」です。
検索エンジンは日々劇的な進歩をしており、いかに人間にとって使い勝手がよいか?という目線でどんどん進化しています。
なので、検索エンジン的にどうか?よりも、人が見てどう思うか?どう感じるか?が重要になってきています。
これからSEOを学ぶあなたは、ぜひこのことを頭にいれておいてくださいね!
それではいよいよ、WebライターのためのSEO講座の本題に入っていきます。
1. キーワードは記事タイトルの前半にまとめる
なぜキーワードを記事タイトルの前半に入れるのかというと、検索した人の目線に関係があります。
以下は、検索結果を見た人の視線の動きを可視化したものです。

検索結果の左側が赤くなっていますね。
記事タイトルの左側に視線が集中しているのがわかります。
つまり、つまり検索する人が使った言葉(キーワード)が記事の前半にないと、「この記事は私に関係ないな〜」と飛ばされてしまう可能性が高いのです。
記事は、人に読まれることで検索エンジンからの評価が高まります。
人に記事を読んでもらえるよう、キーワードは記事タイトルの前半にまとめておきましょうね^^
2. メタディスクリプション(概要文)を記載する
メタディスクリプションというのは、その記事の概要のことを指します。
以下の画像で、赤枠で囲まれた部分が、メタディスクリプション(概要文)です。
ここに、その記事はどんなことについて書いているのか?を90文字程度で書きましょう。
なぜ90文字程度なのかといえば、スマホで検索結果を見た時に表示されるメタディスクリプションの文字数が、90文字だからです。
パソコンで見た時にはもっと文字数が多く、120文字程度が表示されます。
なので、メタディスクリプションを90文字にしておけば、スマホでもパソコンでもきちんと表示されますね^^
3. 見出しや本文にサジェスト、関連キーワードを入れる
サジェストキーワードも関連キーワードも、記事として書いていくキーワードに関連した情報となります。
つまり、記事として書いていくキーワードで検索をした人が、あわせて知りたい情報を、サジェストキーワードや
関連キーワードから読み解くことができます。
そのため、これらのキーワードを記事に入れていくことで、記事の内容が充実していきます。
サジェストキーワードとは、以下の画像で示したキーワードのことです。
関連キーワードは、以下の画像で示したキーワードのことです。
サジェストキーワードと関連キーワードは、重複している場合があります。
ただ基本的に、サジェストキーワードは、検索した人が「顕在的に知りたいこと」であることが多く、関連キーワードは「潜在的に知りたいこと」であることが多いです。
そのため、サジェストキーワードは記事の上の方に、関連キーワードは記事の下の方に書いていくことがオススメです。
4. 本文でもキーワードや共起語を使う
見出しでは積極的にキーワードを使っていきますが、本文でもキーワードは適度に使っていきます。
というより、キーワードに沿った文章であれば、自然とサジェストキーワードや関連キーワードが入ってきます。
とはいえ、記事を書くジャンルの予備知識がなかったり、どんな内容を書いていけば迷うときは、サジェストキーワードや関連キーワードが参考になります。
しかしキーワードばかりを使ってしまうと、文章が機械的になってしまいますので、あくまで自然な文章であることが大前提です。
メインとなるキーワードはもちろんのこと、自然な文章になるのであれば、サジェストキーワードや関連キーワードも積極的に使っていきましょう!
サジェストキーワードや関連キーワードは、以下のような無料ツールでも知ることができます。
さらに「共起語」という概念も知っておいてください。
共起語とは、「トマト」というキーワードに対して「野菜」「赤い」「丸い」「プチ」「ジュース」というように、容易に連想できる言葉のことです。
キーワードの言葉が出てきたとき、その言葉と一緒に語られることが自然な言葉を「共起語」と呼びます。
共起語をキーワードの周辺に書いていくことで、より自然な文章になるでしょう。
共起語は、以下の無料ツールで簡単に知ることができます。
5. 見出しを適切に使い、レベルを揃える
見出しを使うことで、1つの記事内でも紹介する内容を区切ることができます。
なお、文章の読みやすさや話の長さの観点から、400文字ごとに見出しがあるといい感じです!
また、見出しを使う際には、見出しのレベル感にも注意しましょう。
以下の画像のようなレベル感であればOKです。
一方で、以下のようなレベル感や、見出しの使い方はNGです。
まず見出しは、2・3・4と数字の若い順から使っていきます。
そのため、見出し2の次に見出し4を使うのは間違いです。
また、見出しは親子関係を考慮しましょう。
上記画像の例でいえば、Webライター必須のスキルとして「正しい日本語」「SEOの知識」「素直な心」が挙げられます。
ですので、親子関係としては「Webライター必須」のスキルが親となり、見出し2を使うのが適切です。
「正しい日本語」「SEOの知識」「素直な心」が子となりますので、見出し3で並べていくのが適切な使い方です。
なお、見出し1は多くの場合、記事タイトルにつかわれますので、主に使うのは見出し2からとなります。
またケースバイケースですが、見出し5以降ははほとんど使いません。
見出し5まで使うような形になった場合は、文章構成を見直してみましょう。
Webライターとして年収を上げたいなら、SEOは必須です
SEOというのは、慣れないと少し難しく感じる部分かもしれません。
しかしWebライターとして単価を上げるために、SEOは必須のスキルです。
私の知人の話ですが、発注者にSEO的なアドバイスなどをしていった結果、文字単価が10円まで上がったそうです。
文字単価0.3円という仕事も多い中、文字単価10円というのは非常に高額な単価です。
SEOというのは、それほどまでに重宝されるスキルですので、文字単価を挙げたいのであればSEOを身につけていきましょう。
まとめ
今回は、初心者WebライターのためのSEO講座ということで、SEOの基本的な部分をお伝えしてきました。
WebライティングもSEOも、実際に手を動かして挑戦していくということが重要です。
要するに結構「慣れ」な部分がありますので、初心者Webライターのうちから、SEOには触れておいてくださいね^^
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